「火の鳥」を振り返ってみて(っていうかまだ、終わってないけど)
今回、すごい良い座組みだったし、いい作品だった。客席から見た印象は違うのかもしれないけれど、現場サイドから見て、すごく雰囲気が良かった。
しかし僕はこの経験を活かして、良くないものを良くするように働きかけなきゃいけない。それが演出家としての仕事である。俳優は、もっともっと上を目指せばいいと思う。けど、俺はもっと下に、下に行きたい。
「演劇の豊かさ」を持っている人は、もうそれでいいのである。
演劇の豊かさを知らない人に、演劇の豊かさを伝えたい。
そのときに「演出家」という仕事が見えてくるんじゃないかと思う。
今回、そのための土台に立てたという意味で、本当に意義があるものだった。
客席から見た印象とはまた違うだろうけれど、僕は今回の現場で「演劇の豊かさ」を感じました。それは、「楽しみ」とはまた別の次元で「演劇が必要とされる場所」といえばいいのかな。それを感じて、これからはその欠如がある場所を探しに行こうと思う。
演劇を知らない人のために、演劇を伝えるために活動したい。
だから今回、この「良さ」は、僕にとって非常に勇気付けられることであると同時に、同じことを目指したり、実行したりはしないだろうな、と思う。
今回の座組みは、今回だけである。
そんなことを思いつつ、今週の土日が本番です。
http://fleamaison.jp/fire/fire.htm
にゅふ。
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